『現代思想』2017年03月臨時増刊号「総特集=知のトップランナー50人の美しいセオリー」(青土社)に寄稿しました。
「え、なんでトップランナーにお前さんが入ってるわけ?」「こないだはフロントランナーだったし、走ってばっかりだな」というご意見もあろうかと思いますがそこはそれ、ご存じかもしれません、この特集名には元ネタがあります。
ジョン・ブロックマン編『知のトップランナー149人の美しいセオリー』(長谷川眞理子訳、青土社、2014)です。
私は「理論の理論――世界を理解する方法」と題して、アインシュタインのあの図について一文を草しております。彼はもっぱら自然科学を念頭において、そこでは理論がどのように作られているかを図示しました。この考察自体はいうなれば人文的なものであり……という内容です。
特集全体の内容については、下記リンク先をご覧くださいませ。文・理、学・術の諸分野の書き手がいて、読み応えがあります。
現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集=知のトップランナー50人の美しいセオリー
- 作者: 養老孟司,茂木健一郎,塚田稔
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2017/02/14
- メディア: Kindle版
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- 作者: リチャード・ドーキンス,スティーブン・ピンカー,V・S・ラマチャンドラン,スチュアート・ブランド,ブライアン・イーノ,ティム・オライリー,ナシーム・ニコラス・タレブ,ジャレド・ダイアモンド,ジョン・ブロックマン,長谷川眞理子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: 単行本
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⇒青土社 > 『現代思想』同号紹介ページ
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3013
同誌は二度目の登場です。前回は2015年12月号「特集=人工知能――ポスト・シンギュラリティ」に「人には遊び友だちが必要だ――ゲームと人工知能をめぐるスケッチ」というエッセイを書きました。
現代思想 2015年12月号 特集=人工知能 -ポスト・シンギュラリティ-
- 作者: 新井紀子,小島寛之,石黒浩,茂木健一郎,竹内薫,西垣通,池上高志,深田晃司,三宅陽一郎,山本貴光,ドミニク・チェン,西川アサキ,藤原辰史,磯崎新
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: ムック
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