『本の雑誌』2017年10月号(本の雑誌社)は、「2017年、新訳の旅!」特集。
新訳して欲しいと思う本かー。
ミシェル・フーコーの『言葉と物』、そろそろいかがでしょう。
今回から、同誌で「マルジナリアでつかまえて」という連載を始めました。
第1回は「わが「魔改造」」と題して、本に書き込みをするとはどういうことか、という様子をお伝えしております。
このブログで検索してみると、2008年にこんな記事を書いております。
いつの頃からか、余白の書き込みが気になるようになって、こうした研究書も目につくと読んでみたりしていたのでした。
マルジナリアについては、講演や対談などの機会にときどきご紹介しております。
このたびの連載は、いつだったかのそうした話を聴いてくださっていた編集者・高野夏奈さんの発案で始まることになりました。
そのうち取り組んでみたいなあと思っていたテーマでもありますが、本人は蒔いたつもりのない種がこうして実を結ぶのは、いつものことながらフシギな気分になります。ありがとうございます。
しばしおつきあいくださいませ。