おしらせ

★新刊

・メアリ・セットガスト『先史学者プラトン』(國分功一郎序文、山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2018/04)重版出来!

・三宅陽一郎+山本貴光『高校生のためのゲームで考える人工知能』(ちくまプリマー新書、筑摩書房、2018/03)発売中

・『文学問題(F+f)+』(幻戯書房、2017/11)発売中

 

★イヴェント

・07/20 三中信宏+吉川浩満+山本貴光「知はいかに体系化されるか」(ゲンロンカフェ)

・07/22「ゲーム講座」(代々木高校東京本部)

・08/05 安田登+山本貴光「文字とからだの密かな関係」(青山ブックセンター)

・08/18 三宅陽一郎+山本貴光「プラトンvs人工知能」(双子のライオン堂)

 

★寄稿

・連載「季評 文態百版」第2回(『文藝』、河出書房新社)

 ・「「自己本位」という漱石のエンジン」(「αシノドス」vol. 246)を寄稿しました。

・「教養の更新のために」(『ちくま』2018年6月号)大澤聡『教養主義の知はビリテーション』(筑摩書房)の書評を寄稿しました。

・「知の果て、至上の時」(『波』2018年6月号)マーカス・デュ・ソートイ『知の果てへの旅』(冨永星訳、新潮クレスト・ブックス)の書評を寄稿しました。

マーカス・デュ・ソートイ『知の果てへの旅』(冨永星訳、新潮クレスト・ブックス)の裏表紙に推薦文を寄稿しました。

・「帰る場所のない人類学者」(後藤明生『引揚小説三部作』、つかだま書房、2018/04)

 

★連載中

・「人文的、あまりに人文的」(吉川浩満と共著、「ゲンロンβ」隔月)

・「マルジナリアでつかまえて」(『本の雑誌』)

・「季評 文態百般」(『文藝』)

「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」

2018年07月20日(金)の夜に、ゲンロンカフェにて鼎談に参加します。

三中信宏×山本貴光×吉川浩満「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」

三中信宏先生の新著2冊をめぐるトークです。

複雑なものごとについて分類整理し、目でみてとりやすくするための学と術をめぐる議論になると思います。ご専門やご関心を問わず、楽しんでいただけるのではないかと思います。

遊びにきてね。

三中先生とは、これで何度目の対談・鼎談だろう。

と思って振り返ればこんな具合でした。つまり今度で4度目であります。

・2015年11月11日 「本を読むときに系統樹で考えるための《可視化することばとビジュアル》」(三中+山本、パシフィコ横浜)【記事

・2017年09月01日 「分ける、つなぐ、で考える――分類と系統樹から見える世界」(三中+吉川+山本、ゲンロンカフェ)【イヴェントページ

・2018年04月12日 『THE BOOK OF CIRCLES』刊行記念トークイベント(三中+山本、青山ブックセンター)【イヴェントページ

 

「ゲームクリエイター育成会議」第3号

ゲームジャーナリストで講師もお務めの小野憲史さん(@kono3478)が企画・編集する「ゲームクリエイター育成会議」第3号でインタヴューを受けました。

小野さんが今回のインタヴューの狙いを書いた前書きを引用してみます。

「専門学校・大学でゲームクリエイター教育を行われている、悩める先生方」に向けたインタビュー本の第3弾です。今回は文筆家・ゲーム作家として数々の作品を世に上梓されている、山本貴光さんに「教養」について話を伺ってきました。

 


山本さんのお名前を初めて耳にしたのは書籍『ルールズ・オブ・プレイ ゲームデザインの基礎』(ソフトバンククリエイティブ)の刊行時です。アメリカで2003年に出版されて以来、日本でも大きな話題を集めました。そこから遅れること8年、2011年に上巻が日本でも出版。さらに2年の歳月を経て、2013年には下巻が出版され、この大著が日本語でも読めるようになりました。

 


ここまで遅れたのは翻訳の問題でした。タイトルの「プレイ」という語句ですら、「遊ぶ・もてあそぶ・きらめく・そよぐ・噴出する・試合をする・演奏する・演じる・ふるまう・面白半分でする・ゲームをする・つけこむ・受け取られる・参加する」など、さまざまな意味を含んでおり、ピッタリとした訳語が存在しない。しかも本書は学術書という性格上、アカデミックな文脈にのっとった翻訳が求められます。そのため、翻訳に相応の教養が求められるのは明らかでした。まさに、『戦国無双』など数々のゲーム開発にたずさわられ、書籍『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の上梓など、幅広い活躍をされている山本さんでしかなし得なかった偉業でしょう。

 


山本さんはまた、筆者が2017年5月より非常勤講師をつとめている専門学校東京ネットウエイブで10年以上、非常勤講師をつとめられてきた、いわば筆者の大先輩にあたります。そのため、授業の進め方のコツなどについて、直接お話を伺いたいと思っていた人物のお一人でした。

 


なぜゲームクリエイターに教養が必要なのか。どのようにすれば学生に教えられるのか。本書が何らかのヒントになれば幸いです。

表紙に大きく写真が出ておりますが、どうか目をつぶってくださいませ。

 

ゲームデザイン講座「組み合わせで面白くしよう」

2018年7月22日(日)に、ゲームデザイン講座を開催します。

今回のテーマは「組み合わせで面白くしよう」です。

ゲームにおいて重要な要素の一つに、カードやコマの組み合わせがあります。

一つ一つは固定した機能をもったカードやコマも、組み合わせによってさらに多様な機能を発揮させることができます。この仕組みをうまくつくれると、ゲームはさらに奥深くなります。

レクチャーとワークショップを通じて、手と頭を動かしながら試行錯誤してみましょう。

この講座は、代々木高校東京本部の教室をお借りして月に二度、講座を開いています。

毎回独立した内容になっておりますので、はじめて参加される方も「ついていけるかな……」というご心配は無用です。

場所や受講料など、詳しくは、下記のページをご覧ください。講座の企画・運営を担当している加藤薫先生による説明をお読みいただけます。

ご不明の点は、気軽にお尋ねくださいませ。

 

なお、加藤先生のブログでは、過去の講座の様子のレポートもお読みいただけます。

 

プロムナード最終回「どうしてそうなった?」

日本経済新聞夕刊のプロムナード欄にエッセイを寄稿しました。

最終回となる今回は「どうしてそうなった?」と題して、子供の頃は将来の夢を持っていなかったけれど、結果的にいまはこうなったというお話をしております。

最後まで毒にも薬にもならないエッセイでございました。お読みいただき、ありがとうございました。

 

以下に全25回のタイトルとリンクを並べます。

第1回「遊びか仕事かはたまた」(2018年01月09日)

第2回「書店こわい」(2018年01月16日)

第3回「アイロンになる」(2018年01月23日)

第4回「プログラム習得のコツ」(2018年01月30日)

第5回「教室のノーガード戦法」(2018年02月06日)

第6回「火星で働く」(2018年02月13日)

第7回「体は勝手に連想する」(2018年02月20日)

第8回「収容所のプルースト」(2018年02月28日)

第9回「キプロスの分断と花」(2018年03月06日)

第10回「香りを生成する装置」(2018年03月13日)

第11回「万能の速読術はあるか」(2018年03月20日)

第12回「謙虚さのレッスン」(2018年03月27日)

第13回「真夜中のおやつ」(2018年04月03日)

第14回「知の予防接種」(2018年04月10日)

第15回「バンドメンバーの紹介」(2018年04月17日)

第16回「ちょっとだけ変身する」(2018年04月23日)

第17回「お生まれはどちら?」(2018年04月30日)

第18回「全集を少々」(2018年05月08日)

第19回「トーストの音」(2018年05月15日)

第20回「驚異の部屋」(2018年05月22日)

第21回「なにを勉強すればよい?」(2018年05月29日)

第22回「勝手に壁をつくる」(2018年06月05日)

第23回「世界を変えた書物」(2018年06月12日)

第24回「要約してみよう」(2018年06月19日)

第25回「どうしてそうなった?」(2018年06月26日)

 

 

「天文学と印刷」展(印刷博物館)

少し先のことになりますが、2018年10月20日(土)から印刷博物館で「天文学と印刷」展が始まります。

 

ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。

天動説から地動説(太陽中心説)への転換が起こるきっかけとなった『天球の回転について』。著者であるコペルニクスの名は知られている一方、本書の印刷者を知る人は少ないのかもしれません。15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。

 (印刷博物館ウェブサイトより)

 

同展覧会の関連催事として三つの講演会も予定されています。

「天文学者の占星術」
 鏡リュウジ[占星術研究家]
 2018年11月4日(日)14:00~15:30

 

「天文学の文体」 
 山本貴光[ゲームクリエイター・文筆家]
 2018年11月11日(日)14:00~15:30

 

「情報の視覚化」 
 中野豪雄[グラフィックデザイナー、武蔵野美術大学准教授]
 2018年11月25日(日)14:00~15:30

 

会場:印刷博物館 グーテンベルクルーム
参加費:無料[ただし企画展入場料が必要です。]
定員:80名[先着順、事前申込制]

*10月2日(火)より申込開始。当館Webサイトよりお申し込みください。

私は「天文学の文体」と題して、『文体の科学』の天文学篇とでもいうべきお話をします。 

また開催日が近づいたらお知らせいたします。

 

http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/181020/img/main.jpg

(画像をクリックすると公式サイトへ移動します)