essay
吉川浩満くん(id:clnmn)との連載「人生がときめく知の技法」(webちくま)の第3回が掲載されました。 「「なんで、この私が斬首に?」という生徒さんの相談」と題して、そろそろ本題に入って参ります。 折しも中公クラシックスから、エピクテトス『語録 要…
吉川浩満くん(id:clnmn)との新連載「人生がときめく知の技法」(webちくま)の第2回が掲載されました。 「悩みの総合カタログ、それが『人生談義』」と題して、少しずつ本題のほうへ。 そういえば、エルンスト・ヘッケルの『宇宙之謎』(栗原元吉訳、玄黄…
webちくまで、吉川浩満くん(id:clnmn)と共著で新連載を始めました。 題して「人生がときめく知の技法」。 第1回は「元祖・自己啓発哲学者、エピクテトスって?」です。 ご覧いただければこれ幸い。 www.webchikuma.jp 人生談義〈上〉 (岩波文庫) 作者: エ…
『ユリイカ』2017年02月号「特集=ソーシャルゲームの現在――『PokémonGo』のその先」(青土社)にエッセイを寄稿しました。 「切れ切れの意識でデジタルゲームの儚さについて考える十の断章」と題して、デジタルゲームについて切れ切れに(切れ気味に、では…
講談社のウェブサイト「現代ビジネス」に寄稿しました。 編集部につけていただいたタイトルは、「楽天市場の「絶望的な使いにくさ」に隠された意図〜深読みウェブ散歩」。 少々カタく申せば、ウェブ批評の試みです。 これまで、デジタルゲームをつくったり、…
アルバート・アインシュタインの言葉に「宇宙について最も理解しがたいことは、それが理解可能だということである」というのがある。よく引用されるので、どこかで目や耳にしたことがおありかもしれない。 先日、原稿を書いている際に、この言葉がぴったりく…
寄藤文平さんがつくったスケジュールノート「yPad half X」(朝日新聞出版)に、あれやこれやの予定を書き並べて整理してみたら、目の前のもやがぱーっと晴れるように見通しがえらいクリアになった。 ……のはよかったのだが、半ば無意識のうちに見ないように…
今朝、隣家の人が、外に出て「ダリ、ダリ、ダリ」と声を上げているので目覚めました。 なんだろうと思って聞くでもなく聞いていると、「こっちへおいで」「そっちは危ないよ」など、いろいろなことを言っています。 「そうか、お隣さんではダリを飼ってるの…
2012年12月29日にfacebookに投稿した文章。 facebookは「n年前の今日、あなたはこんな投稿をしましたよ」てな具合に自分の投稿を表示する機能があって、書いたまま忘れていたものを見せてくれます。 ―――――――――― 小澤京子先生のメールの書き出しに関する投稿…
『早稲田文学』2016年冬号第1022号(早稲田文学会発行、筑摩書房発売、2016/12)は、篠山紀信客員編集による「快楽の館」特集。 「失敗は蜜の味――ゲームの快楽について」というエッセイを寄稿しました。 ⇒早稲田文学 http://www.bungaku.net/wasebun/⇒篠山紀…
ベンチに腰掛けて読書をしていたら、だれかが私の肩をたたく。なんだろうと思って見ると、先ほどから隣に座っていた見知らぬ男性。「ちょっといいですか?」それは、くっきりとした目鼻立ちをした青年で、灰色と碧色がまざりあったようなちょっと印象的な眼…