memorandum

『季刊 前夜』という雑誌が2004年10月01日に創刊するようです(発売=影書房)。 編集委員には、高橋哲哉、岡本有佳、李孝徳、高和政、三宅晶子、中西新太郎、徐京植、菊地恵介が名を連ねている。書店で配布されているパンフレットには「文化・芸術・思想――…

★綾辻行人データベース Ayalist http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3457/ 作家・綾辻行人氏の作品についての情報が満載。

今週の『週刊読書人』の「ニューエイジ登場」というコーナーに記事を書かせていただきました。今回を含めて三回連載の予定です。

★『輝け60年代――草月アートセンターの全記録』(フィルムアート社、2002/11、amazon.co.jp) 「そこは60年代前衛芸術の震源地だった」(秋山邦晴) 2002年に「限定1000部」で刊行された草月アートセンター(1958-1971)の活動記録。錚々たるメンバーによる実…

★ヴェネツィア・ビエンナーレ http://www.labiennale.org/ ★ヴェネツィア・ビエンナーレ 第9回国際建築展日本館 http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/ コミッショナーは森川嘉一郎さん。参加作家は丹下健三 、岡田斗司夫、海洋堂、大嶋優木 、斎…

鳥獣戯画をあしらった素敵な扇子にであって、もうほとんど入手する寸前になったのだけれど、すでに手荷物が多くなっていたのであきらめた。もう秋の気配。でも来年の夏に使えたらいい、と思うのでこんどは手にいれようと思う。

★ヴァーチャル・キーボード http://www.tanomi.com/limited/html/00034.html キターーーーーーーーー!

八月二十二日水曜不出社。朝から曇。お天気が変わるかと思っていると午後突然豪雨降りその後大あらしとなる。夕方を過ぎ夜に及びて未だやまず、今八時半也、時時大変な風玉が来る。電気が消えた。暫く振りに蝋燭の明かりにて日記を書き続ける。こわいけれど…

★表記法についてのご注意

当メモランダムに掲載されている作品のタイトルなどに「――」(二倍ダーシ)を入れている場合があります(洋書の場合は":")が、これは見易さを考慮して小生がメインタイトルとサブタイトルのあいだに勝手に挿入しているものです。原文ではただの空白の場合が…

『國文學』の翻訳特集に掲載された柴田元幸さんと和田忠彦さんの対談を読み、和田さんの新著『声、意味ではなく――わたしの翻訳論』(平凡社、2004/06、amazon.co.jp)を読みたくなる。 すわ。というので近所の書店へ赴く。といってもそこは帰省先のこと*1。…

ひがなエリック・サティと格闘。少し調律が狂ったピアノはかえって好い感じ。ただ指を動かすだけならともかくとして、あのとぼけた感じ――とは小生が勝手に抱いている印象ですが――を醸しだすのは難しい。 脳裏にのこる何人かのピアニストの演奏を頼みにするも…

http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=魔方陣+図+六+星&hc=0&hs=0&&b=41&h=p ええ、たしかに書店で「すみません、あなたはひょっとして魔方陣とかお描きになりませんか?」と訊ねられたことがありますが*1。 *1:トンビを羽織ってハンチングをかむり、黒縁…

今日は一日家にいるし本を買うことはないであろう(飛行機に乗らなけりゃ墜落事故に遭わないようなものさ)――とたかをくくっていたのだが、運動がてらちょっと外出することにしたため、「一日家にいる」という前提が崩れた。でも大丈夫。犬の散歩みたように…

★ゲームMTG Bさんとゲーム開発の現場で必要とされていることについてあれこれ話す。

書店は危険がいっぱい

北沢書店@神保町に立ち寄ると、「店内在庫50%オフ」の張り紙があり危険。 読まない(読めない)本を、ほしいというだけの理由で大量に購入しそうになる(「すみません、この棚一本全部ください」)。せっかく蔵書の整理をしているというのに、「ここでまた…

書店で大演説にでくわすのこと

「たしか筑摩書房の「ちくま日本文学」にあったよなァ」と書店の文庫コーナーで武田泰淳の本を探していると、その筑摩書房の文庫が並べてある棚のまえで青年二名が大きな声でしゃべっているのにでっくわす。 その声はずいぶん遠くから聞こえていただけのこと…

極東マジックリアリズム

神保町を歩いていると、探していた『西周全集』が目にはいる。これ、そのつど図書館から借り出すのがタイヘンだからなァ――汚損せぬよう気遣わねばならぬし、しかも漢文なので読解に時間がかかることったらない――、と理屈にもならないことを考えつつ、ほかに…

談話の愉悦

静かに相手の言葉に耳を傾けながらゆっくり話をする機会というのはじつはそんなに多くはない得難く贅沢な機会なのではないかと思う今日このごろ。それだけにそんな談話のたのしみに触れることができた日はうれしい*1。 *1:とはいえ近頃は時間にゆとりがある…

このチャーハン、うまい

kinomiさん(id:kinomi)のウェブログ「日々のあわ*シネブックの森」に、四方田犬彦『感情教育』(河出書房新社、1988/12)の一節「哲学おじさん」が引かれてあるのを読んで(http://d.hatena.ne.jp/kinomi/20040724#p1)同書を読みたくなってしまい、さり…

外を歩いていたら、背後から大音声で怒りをぶちまけながら接近してくる女性の声あり。 はて、と振り返ったら猛烈な勢いで自転車を飛ばしながら携帯電話に向かって険しい形相で罵詈雑言を叩き込んでいる。 うまくヒアリングできなかったのでなにをおらんでい…

New Left Review誌から定期購読の更新をすすめるメールが来た。 曰く、「君の購読は24号できれちゃってるけど、その後もつづけて読まない? てゆうか読んで」 あら、もう購読期限が終わったの、と更新しようとしたところでちょっと待て。 もっと数字の大きい…

一日書物の整理。本をためるのいくない。

道行く母娘の会話に顔をあげる。 娘「ママ、あのおじさん、『ジャンプ』読んでるよ?」(不思議なものを見たように) 母「いいの。ほうっておきなさい」(クールに/教えさとすように) その母娘がとおりかかったとき、ベンチで『遊』(創刊号)のページに目…

熊は安閑としているか?

★井伏鱒二「なだれ」(『井伏鱒二全詩集』、岩波文庫緑77-4、岩波文庫、2004/07、amazon.co.jp) 峯の雪が裂け 雪がなだれる そのなだれに 熊が乗つてゐる あぐらをかき 安閑と 莨をすふやうな恰好で そこに一ぴき熊がゐる 『厄除け詩集』の巻頭におかれた …

青山ブックセンター(ABC)が倒産とのことです。 http://urag.exblog.jp/674508/ 棚のつくりが好きな書店だったのでショックです。

本日の言葉

特集=はじめての消化器外科手術 (月刊『手術』より) 目黒の有隣堂は医学書が充実しています。意味もわからず立ち読みをしていたら、今月の『手術』の特集記事のタイトルが目にはいり、ちょっとだけ笑ってしまいました。 いえ、もちろんどんな名医でもかな…

ブックリスト

ブックファースト渋谷店の哲学や社会学の本がおかれている階の特設棚に「北田暁大氏がすすめる50冊リスト」が展示されており、50冊を印刷した紙が配布されている。 #とくにオチのある話ではなくってゴメン。 追記:オチらしきものを発見。 どおれ、夏休みの…

先日購入したプリンタについていたチラシをなにとはなしに眺めやる。 英語、中国語、韓国語、マレーシア語、日本語が併記されているのだがその日本語が。 HP製品のお買い上げおめでとうございます! 「おめでとう」? たしかに、オリジナル・テキストだと思…

遠からず再就職するとはいえ、退職後の無職状態に突入したからにいは、アレやコレやの事務手続きをせんければならない。 なにをどうしたらいいのか先達のご指導を仰いだものの、手続きは煩雑で覚えきれない。しかたがないのでそういう説明がまとめてあるマニ…

★『心脳問題』についての宿題

★contractioさん (id:contractio) http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040710#1089401199 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040711#1089401199 ひきつづいてのコメントと10日の会場(『心脳問題』刊行記念シンポジウム@四谷)でのご質問、ありがとうご…