★ロラン・バルト『映像の修辞学』(蓮實重彦+杉本紀子訳、ちくま学芸文庫ハ9-5、筑摩書房、2005/09、amazon.co.jp)
「イメージの修辞学——パンザーニの広告について」、「写真のメッセージ」、「映画について——「カイエ・デュ・シネマ」誌によるインタヴュー」の二篇+一インタヴューに、蓮實重彦氏による論考「ロラン・バルトまたは複数化する断片」を集めた一冊で、親本はかつて朝日出版社のエピステーメー叢書の一冊として刊行されていた(1980年)。
ちくま学芸文庫には、本書のほかに、『表徴の帝国』(宗左近訳)、『エッフェル塔』(宗左近+諸田和治訳)、『ロラン・バルト映画論集』(諸田和治訳)、『エクリチュールの零度』(森本和夫+林好雄訳)が収録されている。目下、みすず書房からは SEUIL社版全集にもとづいた『著作集』(全10巻)が刊行中。同著作集の最新刊は、『第4巻 記号学への夢 1958-1964』(2005/08、4622081148)
以下は書名のみにて失礼します。