「「人文的、あまりに人文的」な、2022年人文書めった斬り!」

2022年12月26日の夜、ゲンロンカフェで恒例の「「人文的、あまりに人文的」な、2022年人文書めった斬り!」に斎藤哲也さん、吉川浩満くんとともに登壇しました。

このイヴェントでは、その年に刊行された日本の書物から、三者が目にしたり気になったものを選んで話しあうという趣旨のものです。

最後にはこの年の「人文的大賞」を選んでおります。

イヴェントは終了しましたが、ゲンロンが運営する動画プラットフォーム「シラス」で、2023年6月25日まで購入・視聴できます。

下記は、山本が当日ゲンロンカフェまでかついでいった本です。

 

shirasu.io

2022年12月の学術系文庫

2022年12月の学術系文庫の新刊です。これまで、Twitterで毎月ツイートするだけにしていましたが、記録のためにもブログにも投稿しておこうと思います。

・岩波文庫

・岩波現代文庫

・講談社学術文庫

・講談社文芸文庫

・光文社古典新訳文庫

・光文社未来ライブラリー

・ちくま学芸文庫

・平凡社ライブラリー

*ただし、ちくま文庫は新刊書目の一部です。

 

『スピノザ全集』(岩波書店)、ついに刊行開始

岩波書店から『スピノザ全集』(全6巻+別巻)の刊行が始まるようです。

『スピノザ全集』の企てがあるということについて最初に耳にしたのは、もういつのことだったか忘れてしまいましたが、それこそ鶴首してお待ち申し上げておりました。

今回の全集では『ヘブライ語文法綱要』も全訳されるとのこと。

www.iwanami.co.jp

また、これはTwitterで教えてもらったのですが、ガリマール社から出ているプレイヤード叢書から新しいスピノザ全集が出たとのことで、こちらは紀伊國屋書店に注文したところです。

私自身は、いわゆるゲプハルト版全集しか持っていないので、その後の新たな発見や研究の成果を踏まえた新版が欲しいと思っていたところでした。これを機に、再びスピノザに関する文献も集め読んでみようと思います。

Spinoza Œuvres complètes, Édition et trad. par Bernard Pautrat, Bibliothèque de la Pléiade, n° 108, 2022

www.la-pleiade.fr

「22年下半期読書アンケート」(図書新聞)

「図書新聞」2022年12月24日号の「22年下半期読書アンケート」に参加しました。

今年の下半期に読んだ本から3冊を選んでご紹介しています。

また、同号では「海外文学・文化回顧2022」と題して、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシア、ラテンアメリカの各方面についての総括も掲載されています。

一面は「自己犠牲で苦しみの道を歩む被害者たち――問題は統一協会の伝道・教化過程にある。宗教団体によって国民の信教の自由を侵害されることがある、という事実を認識すべきとき 」と題した郷路征記氏インタビュー です。

www.toshoshimbun.com

「これから出る本」

「これから出る本」の2022年12月下期号の「本の周辺」コーナーに「棚から棚へと本は動く」と題して小さなエッセイを書きました。全3回の予定で、2022年11月下期号に第1回の「小さくても広大な本屋」を書いております。

2022年11月下期号は日本書籍出版協会のウェブサイトでPDFが公開されています。

www.jbpa.or.jp

「人文的、あまりに人文的」第135回

吉川浩満くんとお送りしているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」の番組「人文的、あまりに人文的」の第135回は、「哲劇のあいうえお」というシリーズの「た」の回です。

ついお知らせが切れ切れになってしまいますが、毎週金曜日に公開しています。

ラジオを聞くようにお楽しみいただけましたら幸いです。

www.youtube.com