2015-01-01から1年間の記事一覧

『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)

★山本貴光『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書、2015/04/06、ISBN:4480689389) 2015年2冊目の刊行書は、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)です。 学校などで、プログラムを学ぶ学生から、しばしば質問されることがあり…

『考える人』(新潮社)

★『考える人』(新潮社、2015/04/04、ISBN:B00UNNO74E) 季刊誌『考える人』2015年05月号は、「数学の言葉」という特集です。2013年夏号の「数学は美しいか」に続く数学特集第2弾です。 今回は、森田真生さんのヨーロッパ数学史紀行を中心に編まれています。…

「言葉が紡いだニッポンの批評空間」

*2015/03/30追記:この対談は『週刊読書人』2015年04月17日号に掲載される予定です。 2015年3月27日19時から東京堂書店にて、「言葉が紡いだニッポンの批評空間」というタイトルで新著『批評メディア論』(岩波書店)を刊行された大澤聡さんとお話しします…

『サイエンス・ブック・トラベル――世界を見晴らす100冊』(河出書房新社)

★山本貴光編『サイエンス・ブック・トラベル――世界を見晴らす100冊』(河出書房新社、2015/03/24発売予定、ISBN:4309253237) 2015年最初の刊行書は、『サイエンス・ブック・トラベル』(河出書房新社)です。 各領域の科学者を中心とした25人のその道の先生…

ライプニッツ著作集第II期

★酒井潔+佐々木能章監修『ライプニッツ著作集』第II期(全3巻、工作舎、2015/03-) ・第1巻 哲学書簡――知の綺羅星たちとの交歓(2015/03刊行予定) ・第2巻 法学・神学・歴史学――人間の幸福・公共の善・神の名誉のために ・第3巻 技術・医学・社会システム―…

A Greek and Arabic Lexicon

★Edited by Gerhard Endress and Dimitri Gutas, A Greek and Arabic Lexicon: Materials for a Dictionary of the Mediaeval Translations from Greek into Arabic. Fascicle 12, بل to بيد (Brill, 2015/03) From the eighth to the tenth century A.D., G…

酒井泰斗さんプロデュース「社会のブックガイド ルーマンからはじめる書棚散策」

紀伊國屋書店本店で、酒井泰斗さんのプロデュースによるブックフェアが始まったようです。小冊子も配布しているとのこと。 私も会期中、何度か見に行こうと思います。 じんぶんや「社会のブックガイド──ルーマンからはじめる書棚散策」 [酒井泰斗さんプロデ…

第11回KoSAC「卒論修論フォーラム Vol.2」

第11回KoSAC「卒論修論フォーラム Vol.2」というイヴェントに、評者として参加します。 山中麻未さん(武蔵野美術大学芸術文化学科)が卒業制作としてつくったボードゲーム「ヴォルプスヴェーデ村と4人の芸術家たち:1894-1937」にコメントをする予定です。 …

新しいリベラルアーツのためのブックリスト(リブロ池袋本店)

来たる2015年03月20日(金)から、リブロ池袋本店のカルトグラフィアで「新しいリベラルアーツのためのブックリスト」というブックフェアが始まります。 私は「言語」について3冊を選ばせていただきました。吉川君は「サイエンス」で寄稿しています。配布さ…

3刷決定

2014年11月末に刊行した『文体の科学』(新潮社、ISBN:4103367717)、2刷が書店に配本されたというタイミングで、3刷が決定したとお知らせをいただきました。 お読みいただき、ありがとうございます。 なお、文体方面では、昨年の『ユリイカ』2014年11月号(…

★大澤聡『批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店、2015/01、ISBN:4000245228) 03月27日に東京堂書店で行われる大澤聡さんとの対談に向けて、本書を改めて精読する所存。 ■目次 序章 編集批評論 1 商品としての言論 ギルドから市場へ 2 批評の…

バーナード・コムリー(Bernard Comrie)の著作一覧。 ⇒Max-Planck-Gesellschaft > Department of Linguistics > Bernard Comrie http://wwwstaff.eva.mpg.de/~comrie2/pdf/ComriePub.pdf 邦訳されている著作(訳書の刊行年順)。 ★『アスペクト』(山田小枝…

★大澤真幸『自由という牢獄――責任・公共性・資本主義』(岩波書店、2015/03、ISBN:4000610198) だが――と人は言うだろう――、われわれはすでに自由な社会に生きているのではないか。若干の抑圧や限界はあるが、少なくとも「先進国」とされる豊かな社会におい…

ネット時代こそ本を読め! でもどうやって…膨大な数の本に戸惑っている人のための読書術

2015年02月10日に開催された吉川浩満君と私のトークイヴェント「いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方」のレポートが、本と雑誌のニュースサイト「リテラ」に掲載されました。要点を巧みにまとめていただいています。 ⇒リテラ > ネ…

⇒Joan Bybee http://www.unm.edu/~jbybee/ ⇒Carlota S. Smith http://uts.cc.utexas.edu/~carlota/

第二言語習得に関する用語集

⇒第二言語習得 (second language acquisition: SLA) に関する用語集(インデックス) http://www.u.tsukuba.ac.jp/~ushiro.yuji.gn/Publishing/SLAglossaryTop.html ⇒第二言語習得 (second language acquisition: SLA) に関する用語集(用語解説) http://ww…

たった161の冴えたやり方

★メイソン・カリー『天才たちの日課――クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』(金原瑞人+石田文子訳、フィルムアート社、2014/12、ISBN:4845914336) Mason Currey, Daily Rituals: How Artists Work (2013, ISBN:1447271475) 先生(で…

2015年春の寄稿・刊行予定

★「国の彼方に、あるいは地球幼年期の終わりに向けて?」(『早稲田文学』2015年春号、筑摩書房、2015/02、ISBN: 4480993037) 「ことばの庭」というコーナーにエッセイを寄稿しました。気になる言葉がテーマというので、「スーパーグローバル大学」について…

いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方

*2015年02月17日(火)追記:ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。このトークイベントの内容は、季刊『考える人』(新潮社)の次号に掲載される予定です。 来たる2015年02月10日(火)、池袋コミュニティ・カレッジで相棒・吉川浩満君と話し…

科学における言葉と画像

★Alan G. Gross and Joseph E. Harmon, Science from Sight to Insight: How Scientists Illustrate Meaning (The University of Chicago Press, 2014) ■目次 Introduction: Verbal-Visula Interaction in Science 1. A Frame work for Understanding Verbal…

コール&レスポンス

*2015/03/13追記:1月4日以降メディアに公開された書評について追記しました。 2014年11月末に刊行した『文体の科学』(新潮社、ISBN:4103367717)について、各種メディアで取り上げていただいております。ありがとうございます。同書に書いたことにも重な…

『文学の基礎理論――ドイツ文学の視座から』

★片山良展+三木正之+八木浩編『文学の基礎理論――ドイツ文学の視座から』(ミネルヴァ書房)1974年に刊行されたドイツ系の文学研究書。■目次 はじめに 第一部 作品研究の基礎概念 I 素材と内実 梶野啓 ・序(詩的内実とはなにか) ・作品と素材 ・主題とモ…