3月14日に、吉川浩満くんとの共著『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。――古代ローマの大賢人の教え』(筑摩書房)が刊行されます。
2017年から18年にかけて、「webちくま」で連載した「賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学――人生がときめく知の技法」(全30回)を加筆・修正して本にしたものです。
吉川くんと私が、学生時代から私淑して、実際にこれまでの人生で、どれだけ支えとなり、助けられたか、というエピクテトス先生の考え方を、対談形式で解説しています。
装幀は、寄藤文平さんと古屋郁美さん、挿画は、花松あゆみさんによるもので、自分たちで言うのもなんですが、しみじみといい本になりました。
ご覧いただければ幸いです。
【筑摩書房 近刊情報3/14発売】山本貴光/吉川浩満『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。―古代ローマの大賢人の教え』
— 筑摩書房 (@chikumashobo) 2020年3月6日
仕事、進路、人間関係……尽きない悩みも古代の賢人に学べば、みるみる氷解。不安をなくし、自分でできることを拡張するためのヒントに満ちた、現代人のための人生哲学の書! pic.twitter.com/okROM3qCA8
吉川くんとの共著は、『心脳問題』(朝日出版社、2004)、『問題がモンダイなのだ』(ちくまプリマー新書、2006)、『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版、2016/『心脳問題』の増補改訂版)に続く4冊目。存外共著は少ないのでした。
このあと、何冊かの共著を予定しています。