1978

★『明治文學全集 第24巻 内田魯庵集』(筑摩書房、1978) この全集(全100巻)については、いつか細かい書誌をまとめておきたいと思いつつ先送りになっている。機会をとらえてこの場で少しずつでもまとめていこう。まずは魯庵の巻に収録されている作品一覧か…

★種村季弘『ザッヘル=マゾッホの世界』(平凡社ライブラリー518、平凡社、2004/11、amazon.co.jp)#0343 管見によると目下、日本語で読めるザッヘル=マゾッホの評伝としては、唯一の作品。著者は、惜しくも昨年の夏に亡くなったドイツ文学研究者の(という…

★矢野健太郎『人類の知的遺産 第68巻 アインシュタイン』(講談社、1978/10)#0251 講談社から刊行された「人類の知的遺産」シリーズ(全80巻)の一冊。このシリーズは、特定の人物(場合により思想潮流)をとりあげて、その「生涯」「思想」「作品」「影響…

★倉橋由美子『パルタイ』(新潮文庫く4-7、新潮社、1978/01、amazon.co.jp)#0183 倉橋由美子(くらはし・ゆみこ, 1935- )の第一作品集。 親本は、1960年8月に文藝春秋社より刊行。

★ジョルジュ・シャルボニエ『ボルヘスとの対話』(鼓直+野谷文昭訳、国書刊行会、1978/11)#0135 Georges Charbonnier, Entretiens avec Jorge Luis Borges(Gallimard, 1967) 1965年にボルヘスがパリ来訪のさい、シャルボニエによって行われたインタヴュー…