おしらせ

★11月22日 新著『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)刊行予定 http://yakumoizuru.hatenadiary.jp/entry/2017/10/10/111159 ★11月10日 連載「マルジナリアでつかまえて」第3回(『本の雑誌』2017年12月号) ★10月27日 橋爪大三郎+山本貴光対談『本の正しい読み…

メイキング・オヴ・『文学問題(F+f)+』(予約特典)

『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)にかんするお知らせです。 本日は「予約特典」についてお話ししとうございます。 同書を幻戯書房にご予約いただくと、漏れなく予約特典の小冊子をおつけいたします。 今回の小冊子は、映画でいうところのメイキング映像のよ…

哲学者たちのウェブ

★“The Philosopher’s Web,” an Interactive Data Visualization Shows the Web of Influences Connecting Ancient & Modern Philosophers (Open Culture, 2017/10/20) 哲学者たちの関連をダイアグラム化してみたという話。

クリエイター入門

久しぶりに東京ネットウエイブで「クリエイター入門」という高校生向けの講義を担当する。今日から始まった後期は全4回の予定。1回あたり1コマ90分を2コマで都合180分。 テーマは物語について。 物語とはなんだろうかという素朴な、しかし考え始めるとよく分…

Dyslexia: scientists claim cause of condition may lie in the eyes

ディスレクシア(識字障害)の原因は、眼にある可能性が指摘されたとか。

重力波天体が放つ光を初観測

重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 国立天文台のニュースから(2017.10.16)

Ritual Music

ビル・エヴァンスとジム・ホールの『Intermodulation』(1966)は、 秋が訪れるとことさら聴きたくなるアルバム。 物書きをするときによくかけるものだから、1曲目の"I've Got You Under My Skin"のイントロが聞こえてくると、気持ちが文字を書くほうへ向か…

「ページと文体の力と科学」から「本の最終局面へ」

10月14日(土)は青山ブックセンター本店にて、『アイデア』No. 379「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」(誠文堂新光社)刊行記念連続対談が開催され、鈴木さんとお話をしてきました。 (画像は『アイデア』ウェブサイトよりリンク) その場でも述べましたが…

「マルジナリアでつかまえて」第2回

先月から『本の雑誌』で始めた連載「マルジナリアでつかまえて」の第2回が、同誌2017年11月号に掲載されました。 今回は「読書とはツッコム事と見付けたり」と題して、具体的なマルジナリア(本の余白への書き込み)の例を眺めております。 登場するのは、マ…

近刊『文学問題(F+f)+』のお知らせ

新著のお知らせです。 この数年、『夏目漱石『文学論』論』(仮題)と称して、折に触れてはお知らせ(お騒がせ)して参りました本が間もなく完成します。謹んでご紹介申し上げます。 ■1.書誌と惹句 山本貴光『文学問題(F+f)+』 四六判上製総ページ560…

蒐書録#021:マイケル・W・クルーン『ゲームライフ――ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった』ほか

★Rebecca L. Walkowitz, Born Translated: The Contemporary Novel in an Age of World Literature (Columbia University Press, 2017) かつてに比べて、ある言語で刊行された小説が、他の言語に翻訳されるまでの時間がぐっと短くなっている現在、文学(本書…

蒐書録#020:『BRUTUS』「特集=国宝。」(あるいは橋本麻里無双)

★『〆切本2』(左右社、2017/10) 恐ろしい本の続編。怖い物見たさでつい読んでしまう。締切は迫る。書けぬものは書けぬ、と苦しむ作家たちの姿。でもなぜだか、つらい話のはずなのに笑ってしまうことが多い。例えば、源氏鶏太が、あまりに原稿が書けないの…

蒐書録#019:ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』ほか

★ジェームズ・C・スコット『実践 日々のアナキズム――世界に抗う土着の秩序の作り方』(清水展+日下渉+中溝和弥訳、岩波書店、2017/09) James C. Scott, Two Cheers for Anarchism: Six Easy Pieces on Autonomy, Dignity, and Meaningful Work and Play …

蒐書録#018:『J・G・バラード短編全集4』ほか

『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房、近刊)の作業に追われ、来る日も来る日も漱石関連文献の確認をつづけていると、終わりのない作業のように思われてきて、くらくらして参ります。 こういう日々を送っていると、漱石に関係のない本がすべて新鮮に…

日本アニメーション映画クラシックス

東京国立近代美術館フィルムセンターが運営するウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」とtwitterアカウント。

蒐書録#017:大森貴秀+原田隆史+坂上貴之『ゲームの面白さとは何だろうか』

★亀井俊介編『現代の比較文学』(講談社学術文庫1114、講談社、1994/02) 『現代比較文学の展望』(研究社、1972)として刊行された論集の文庫版。目次は以下の通り。 ・はしがき(原本) ・学術文庫版はしがき ・亀井俊介「比較文学の視野――ホイットマン的…

「ページと文体の力と科学」鈴木一誌×山本貴光トークイベント

先日新著『ブックデザイナー鈴木一誌の生活と意見』(誠文堂新光社)を刊行し、またデザイン誌『アイデア』第379号で「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」(誠文堂新光社)という大特集が組まれた鈴木一誌さんの連続対談イヴェントのお知らせです。 日時:201…

桜美林大学ビッグ・ヒストリー・プロジェクト

桜美林大学ビッグ・ヒストリープロジェクト(Oberlin Big History Project: OBHP)とは、宇宙・生命・人間の本質を138億年の地球宇宙史を振り返ることによって考察し、その宇宙的視点を現代の地球的課題に適用するというビッグ・ヒストリーの趣旨を実現する…

趣味嗜好を映画に教えられる――あるいはなぜトーストにバターを塗る音はあんなにも心地よいのか

ザリッ、ザリッ、ザリッ…… 劇場の暗がりでスクリーンを見つめながら、私は自分が好きなものをひとつ教えてもらっていることに気づいた。 ああ、これ、これ。 007ものだったかジョン・ル・カレが原作のスパイものだったか失念したけれど、MI6かどこかの執務室…

『ブレードランナー ブラックアウト 2022』

短編アニメーション『ブレードランナー ブラックアウト 2022』(渡辺信一郎監督、2017)

本のしぶとさ

次に刊行する予定の『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房)の作業も大詰めで、目下は同書の附録としてつける「『文学論』110年の読解」という文書をこしらえている。 これは、1907年に『文学論』が刊行されて以来、同書について誰がどのような評価を…

『日本近代文学』総目次

日本近代文学会の『日本近代文学』総目次。 第1集(1964)から第86集(2012)までの目次とそれぞれのpdfを閲覧できる。 日本近代文学会について。 日本近代文学会は、日本近代文学研究に関する日本最大の学会です。1951年1月に近代日本文学会の名称で発足し…

蒐書録#016:ウラジーミル・ナボコフ『アーダ』

★ウラジーミル・ナボコフ『アーダ』(上下巻、若島正訳、早川書房、2017/09) Vladimir Nabokov, Ada or Ardor: A Family Chronicle (1969) 旧訳を手に入れられず図書館で借りて読んでおりましたが、ついに新訳登場。訳者は『ディフェンス』『ロリータ』『記…

蒐書録#015:川上未映子責任編集『早稲田文学増刊 女性号』

★芥川龍之介+谷崎潤一郎『文芸的、余りに文芸的な|饒舌録ほか』(千葉俊二編、講談社文芸文庫、講談社、2017/09) 芥川と谷崎の論争にかんする文章を集めた本。こういう企画もありがたい。複数の人があちこちの雑誌などで意見を戦わせるような場合、これを…

私のゲーム観

仕事のあいまに(誰に向けてのアピールか)twitterを眺めていたら、さとうさん(twitter id: RSatow)からこんなご要望を頂戴しておりました。 @yakumoizuru 山本貴光先生の意見も伺いたいなあ、個人的に https://t.co/eaRbtiSIlj — RS (@RSatow) 2017年9月2…

ぼけっとする技法

駅のホームでぼけっと何を見るでもなくあたりを眺める。 どこかに焦点を合わせるというよりは、むしろ焦点を合わせないような感じで。 すると、あれはなに、これはそれ、といったモノに貼りついている意味のようなものが霧散する。 いや、より正確にはモノに…

「人文的、あまりに人文的」第15回

東浩紀編「ゲンロンβ17」(2017/09/22)に吉川浩満くん(id:clnmn)との連載書評対談「人文的、あまりに人文的」第15回を寄稿しました(前回から隔号掲載)。 今回は「天文」をテーマに次の二冊をご紹介しています。 ★ジューリオ・マリ『古代文明に刻まれた…

蒐書録#014:安田登『能――650年続いた仕掛けとは』

★安田登『能――650年続いた仕掛けとは』(新潮新書732、新潮社、2017/09) 冒頭に能の効能が五つ書かれているのだけれど、長続きする組織作りのヒントになる、健康長寿の秘訣、心を穏やかにする、政治統治のマネジメントに有効というあたりまでは「ふむふむ」…

左脳・右脳仮説の検証

★Jared A. Nielsen , Brandon A. Zielinski, Michael A. Ferguson, Janet E. Lainhart, Jeffrey S. Anderson, "An Evaluation of the Left-Brain vs. Right-Brain Hypothesis with Resting State Functional Connectivity Magnetic Resonance Imaging" (2013)…

「人生がときめく知の技法」第15回

吉川浩満くん(id: clnmn)との連載「人生がときめく知の技法」第15回が公開されました。 「哲学の訓練(その三)」と題して、さらに具体的にエピクテートス先生による「心像の正しい使用」に迫ります。 はじめて『人生談義』を読んで以来、そこで言われてい…