2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

★L'Herne, 83 (Éditions de l'Herne, 2004)#0244 600頁超のジャック・デリダ特集号。内容については後ほどレポートします。 ⇒Éditions de l'Herne(仏語) http://www.editionsdelherne.com/ IE(Internet Explorer)用に作られているようです。それ以外のブ…

★『現代思想』第10巻第12号、1982年9月臨時増刊号(青土社)#0243 ☆特集=日本人の心の歴史 なかなか出会わなかったこの号と古本屋で遭遇*1。目次などについては別途まとめます。 ⇒哲学の劇場 > 資料 > 『現代思想』(総目次) http://www.logico-philosophi…

☆北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』(NHK BOOKS 1024、NHK出版、2005/02、amazon.co.jp) 02月25日発売とのことです。 ⇒試行空間 > 2005/02/22 http://d.hatena.ne.jp/gyodaikt/20050222

2005年春のリクエスト復刊

02月22日発売とのことです。 ⇒岩波書店 > 2005年春のリクエスト復刊 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/bun_req2005/index.html

★武井昭夫『芸術運動の未来像』(現代思潮社、1960/12)#0242 武井昭夫(たけい・てるお, 1927- )氏が1954年から1960年にわたって書いた評論から、芸術とその運動に関するものを集めた初の評論集。 武井氏は2004年に、『わたしの戦後 運動から未来を見る 武…

★佐藤忠男編『ATG映画を読む 60年代に始まった名作のアーカイヴ』(ブック・シネマテーク09、フィルムアート社、1991/07、amazon.co.jp)#0241 フィルムアート社から刊行の、ブック・シネマテーク第9弾。1962年に始まるアートシアターギルド(ATG)の活動(…

★『小林秀雄全作品 別巻1 感想(上)』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0240 1958年(昭和33年)から5年にわたって雑誌『新潮』に連載して中断。書物としての刊行を禁じたベルクソン論。第五次全集刊行にあたって別巻として刊行され、第六次全集である「…

★『江戸川乱歩全集 第25巻 鬼の言葉』(新久保博久+山前譲監修、光文社文庫え6-20、光文社、2005/02、amazon.co.jp)#0239 第19回配本の本巻には『鬼の言葉』『鬼の言葉・拾遺』『探偵小説十五年』『随筆探偵小説』を収録。巻末エッセイは、鬼海弘雄氏。

★『江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男』(新久保博久+山前譲監修、光文社文庫え6-19、光文社、2005/02、amazon.co.jp)#0238

★クック『太平洋探検4 第二回航海(下)』(増田義郎訳、岩波文庫青485-4、岩波書店、2005/02、amazon.co.jp)#0237 The Journals of Captain James Cook on his Voyages of Discovery(ed. by J.C.Beaglehole, 4 vols., Hakluyt Society, Cambridge Universi…

★『田中正造文集(二) 谷中の思想』(由井正臣+小松裕編、岩波文庫青N107-2、岩波書店、2005/02、amazon.co.jp)#0236 全二巻構成の第二巻。この第二巻には、1904年(明治37年)の谷中村〔やなかむら〕への入村から、1912年(大正02年)までの資料を収録し…

★ヴォルテール『カンディード 他五篇』(植田祐次訳、岩波文庫赤518-1、岩波書店、2005/02、amazon.co.jp)#0235 ヴォルテール(Voltaire, 本名=フランソワ・マリー・アルエ, François-Marie Arouet, 1694-1778)のコント六篇の新訳。収録作品はつぎのとお…

★坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0234 坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう, 1958- )氏の新著は、氏が小学生だった1960年代半ばから大学生になった1980年代初頭までに愛読した雑誌たちについての回想録。 当たり…

★Discours de Réception d'Alain Peyrefitte à l'Académie Française et Réponse de Claude Lévi-Strauss(nrf, Éditions Gallimard, 1977)#0233 アラン・ペイルフィット(Alain Peyrefitte, 1925-1999)が1977年にアカデミー・フランセーズ会員に選出された…

★森奈津子『西城秀樹のおかげです』(ハヤカワ文庫JAモ3-1、JA772、早川書房、2004/11、amazon.co.jp)#0232 巻頭に置かれた表題作「西城秀樹のおかげです」(1997)、読み始めて二頁目で笑う。嗚呼、近頃小説を読んでいて二頁目で笑ったのはいったいいつ以…

★David Bordwell, The Films of CARL-THEODOR DREYER(University of California Press, 1981amazon.co.jp)#0231 デヴィッド・ボードウェル(David Bordwell, 1947- )氏によるドライヤー論。本書の内容とボードウェル氏の書誌については後ほどまとめたい(…

★『Foresight』第16巻第3号通巻180号、2005年3月号(新潮社)#0230 ☆特集=2015年のエネルギー未来図 「国家とエネルギーの新時代」とは何か ⇒Foresight http://www.shinchosha.co.jp/foresight/

agnès b が発行するポワンディロニー(pooint d'ironie)の第34号は、ミシェル・フーコー(Michel Foucault, 1926-1984)を取り上げている。未公開写真とテクストの引用で編まれた紙面になっている。 ⇒agnès b 日本公式サイト http://www.agnesb.co.jp/ ポワ…

★筑紫哲也編著『全共闘 それは何だったのか』(現代の理論社、1984/12)#0229 当時、『朝日ジャーナル』編集長を務めていた筑紫哲也(ちくし・てつや, 1935- )氏が司会者となって全共闘関係者とその後の世代の人を集めて行った討議の記録。初出は、雑誌『現…

新左翼だとか全共闘だとか

ここしばらく、20世紀の日本の思想史という文脈で、(戦前)戦後の左翼運動の変遷に関心を持っているのだけれど、この一連の出来事を「遅れてやってきた」者にもわかるように読み解いてくれる資料というものになかなか出会わない。 当事者だった人々の証言の…

★『前夜』第1期第2号(影書房、2005/01、amazon.co.jp)#0228 特集は「反植民地主義」。 詳細な目次は以下のサイトで閲覧できる。 ⇒前夜 > 第2号 http://www.zenya.org/mg-no2index.html

★『情況』第3期第6巻第2号、2005年3月号(情況出版、2005/02)#0227 ・田原牧「三大妖怪と思考停止の狭間で 第二次ブッシュ政権と中東情勢」 ・ハリー・ハルトゥニアン「アメリカ、その不完全な近代」 ・江川隆男「図式から共通概念へ ドゥルーズのカント論…

★大川正彦『マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?』(シリーズ・哲学のエッセンス、NHK出版、2004/11、amazon.co.jp)#0226 #つづく

★木下順二『To Be, or Not To Be 木下順二対談集』(筑摩書房、1972/05)#0225 劇作家・木下順二(きのした・じゅんじ, 1914- )の対談集。1960年から1970年代の、政治の季節を背景に行われた対談。1968年を考えるための補助線が得られないだろうかとひもと…

★安東孝一『インタビュー』(青幻舎、2005/01、amazon.co.jp)#0224 安東孝一(あんどう・こういち, 1954- )によるインタヴュー集。サイ・トゥオンブリの作品との出会いをつうじて「すべての理屈を捨て私自身の眼を信じることにしよう」と考え、作品におい…

★エーリオ・ヴィットリーニ『シチリアでの会話』(鷲平京子訳、岩波文庫赤715-1、岩波書店、2005/02、amazon.co.jp)#0223 Elio VIttorini, Conversazione in Sicilia (1941) スペイン内戦(1936年)に衝撃を受けて、親ファシズム党から反ファシズム党へ転じ…

カラヴァッジョといえば、わたしは未見だけれど昨年末に以下の本が刊行されいてる。 ☆宮下規久朗『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会、2004/12、amazon.co.jp)

★『イタリアーナ』第29号、2003 #0222 ☆連続講演会「カラヴァッジョの真実」 ・浅田彰+岡崎乾二郎+岡田温司「カラヴァッジョを巡って」 ・宮下規久朗「カラヴァッジョ 人と芸術」 ・水野千依「カラヴァッジョの先駆者たち ロンバルディアの16世紀」 ・石鍋…

★『イタリアーナ』第23号、1997 #0221 ☆特集=イタリア講義録 ・チェーザレ・セグレ「第一講義・文学 オルランド・フリオーソ ジャンルの創造」 ・カルロ・ギンズブルグ「第二講義・歴史 歴史と文学の間で」【インタヴュー】 ・マリーザ・T.ギディーニ「第三…

★『イタリアーナ』第22号、1998 #0220 ☆特集=イタリアの政治状況 ・松田博+村上信一郎+高橋進+伊藤公雄「イタリアの政治をめぐって」【座談会】 ・伊藤公雄「その後のイタリア政治」 ・松田博「「第一共和制の終焉」とイタリア戦後政治の転換」 ・村上信…