新潮社
★『考える人』No.13、2005年夏号(新潮社、2005/07) 創刊三周年を迎えた季刊誌『考える人』は、創刊三周年を記念して総力特集「「心と脳」をおさらいする」を企画。脳科学者茂木健一郎(もぎ・けんいちろう, 1962- )氏による、ペンローズ、バーロー、ハン…
★藤村里美『写真の歴史入門——第2部「創造」モダンエイジの開幕』 (とんぼの本、新潮社、2005/05、amazon.co.jp) 東京都写真美術館の専門調査員・藤村里美(ふじむら・さとみ, 1967- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部構成…
★『新潮』第102巻第7号、2005年7月号(新潮社) 第18回三島由紀夫賞は、鹿島田真希(かしまだ・まき, 1976- )氏の『六〇〇〇度の愛』(『新潮』2005年2月号、掲載)。選評のほか、笙野頼子(しょうの・よりこ, 1956- )氏との対談も掲載されている。 01:谷…
★『新潮』第101巻第6号、2005年6月号(新潮社) ⇒新潮社 > 『新潮』 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html
★三井圭司『写真の歴史入門——第1部「誕生」新たな視覚のはじまり』 (とんぼの本、新潮社、2005/03、amazon.co.jp)#0389 東京都写真美術館の専門調査員・三井圭司(みつい・けいし, 1970- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部…
★『芸術新潮』第56巻第5号、2005年5月号(新潮社)#0380 ☆特集=モランディのまなざし 眼にとまった記事をいくつか。 ◆1:モランディのまなざし 中心となる特集では、「モランディのまなざし」と題して、イタリアの画家・銅版画家ジョルジョ・モランディ(Gio…
★『新潮』第101巻第5号、2005年5月号(新潮社)#0348 「映画との対話」と題する特集は、三つの企画で構成。 1:浅田彰+蓮實重彦「対談 ゴダールとストローブ=ユイレの新しさ」は、過日日本でも新作『ノートル・ミュジック(われらの音楽)』(2004)が上映…
★『芸術新潮』第56巻第4号、2005年04月号(新潮社、2005/03)#0337 ☆特集=水墨サイケデリック——蕭白がゆく 2005年04月12日から京都国立博物館ではじまる「曾我蕭白——無頼という愉悦」展にあわせた蕭白特集。例によってヴィジュアル中心で蕭白の生涯と作品に…
★『新潮』第101巻第4号、2005年4月号(新潮社)#0295 ・磯崎新+福田和也「国際と国粋の臨界点」 ・村上春樹「ハナレ・ベイ」 ・古井由吉「林の声」 ほか
★『芸術新潮』第56巻第3号、2005年03月号(新潮社)#0257 ☆特集=神秘の画家ラ・トゥールの夜へ 2005年03月08日から05月29日まで、国立西洋美術館で開催される「ジョルジュ・ラ・トゥール——光と闇の世界」展にあわせた特集。雑誌のおよそ半分を使ってジョル…
★『小林秀雄全作品 別巻1 感想(上)』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0240 1958年(昭和33年)から5年にわたって雑誌『新潮』に連載して中断。書物としての刊行を禁じたベルクソン論。第五次全集刊行にあたって別巻として刊行され、第六次全集である「…
★坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社、2005/02、amazon.co.jp)#0234 坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう, 1958- )氏の新著は、氏が小学生だった1960年代半ばから大学生になった1980年代初頭までに愛読した雑誌たちについての回想録。 当たり…
★『Foresight』第16巻第3号通巻180号、2005年3月号(新潮社)#0230 ☆特集=2015年のエネルギー未来図 「国家とエネルギーの新時代」とは何か ⇒Foresight http://www.shinchosha.co.jp/foresight/
★三島由紀夫『文化防衛論』(新潮社、1969)#0214 古本屋の露台からひろいあげた一冊。 #つづく
★佐多稲子『夏の栞――中野重治をおくる』(新潮文庫さ4-4、新潮社、1989/06、amazon.co.jp)#0199 #つづく
★倉橋由美子『パルタイ』(新潮文庫く4-7、新潮社、1978/01、amazon.co.jp)#0183 倉橋由美子(くらはし・ゆみこ, 1935- )の第一作品集。 親本は、1960年8月に文藝春秋社より刊行。
★高野悦子『シネマ人間紀行』(新潮文庫た38-1、新潮社、1982/04)#0176* 映画を学びにフランス(IDHEC)に留学したことから、岩波ホールの誕生(1968年2月)、エキプ・ド・シネマの創設など、主に興行の側面から映画文化に携わってきた高野悦子氏の半自叙伝。…
★『新潮』第102巻第3号、2005年3月号(新潮社)#0164 ・村上春樹「偶然の旅人」 ・ジュンパ・ラヒリ「地獄/天国」 ・木幡和枝「他者のための流す涙 追悼スーザン・ソンタグ」 ・椹木野衣「屍体と音楽 能勢伊勢雄展をめぐって」 ・斎藤環「ネタニマジレス、…
★小林旭『さすらい』(新潮文庫こ34-1、新潮社、2004/12、amazon.co.jp)#0160 #つづく
☆『小林秀雄全作品 別巻1 感想(上)』(2005/02/10、amazon.co.jp、¥1785)【文学】 ⇒http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/200502.html#20
☆マイケル・ペピアット『フランシス・ベイコン』(夏目幸子訳、2005/02/25、amazon.co.jp、¥3990)【美術】 ⇒http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/200502.html#13 ☆熊井啓『黒部の太陽——ミフネと裕次郎』(2005/02/18、amazon.co.jp、¥1680)【映画】 ⇒http…
■新潮社:http://www.shinchosha.co.jp/
★小谷野敦『すばらしき愚民社会』(新潮社、2004/08、amazon.co.jp)#0059 雑誌『考える人』(新潮社)に連載された「大衆社会を裏返す」を加筆・集成した一冊。おもろい。
映画のあとで、神保町へくだってゆく。今日も今日とて性懲りもなく書物を手にする。ちくま文庫の12月新刊を中心に。 ★『小林秀雄全作品27??本居宣長(上)』(新潮社、2004/12、amazon.co.jp)
★斎藤充功『昭和史発掘——幻の特務機関「ヤマ」』(新潮新書026、新潮社、amazon.co.jp) 「ヤマ」とは戦時下に設置されていたという軍の防諜機関の通称。資料に乏しいなか、同機関に勤務していた友源次郎の手記にたどりついた著者が同手記その他の資料に基づ…
★中沢新一『ポケットの中の野生』(新潮文庫、新潮社、2004/01、amazon.co.jp) このつど新潮文庫にはいった中沢新一の『ポケットの中の野生』(新潮文庫、新潮社、2004/01、amazon.co.jp)は、『ポケットモンスター』を「贈与」と「対象a」という二つの概…