2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

★『イタリアーナ』第14号、1985/06 #0219 ☆特集=イタリア映画 ・作田啓一「ヴィスコンティのイノセントについて」 ・松島征「映画へのオマージュ」 ・粉川哲夫「映画=パラノイアの装置 イタリア系アメリカ映画について」 ・清水純一「ルネサンスの人々 パ…

★『イタリアーナ』第10号、1980/07 #0218 ☆特集=イタリア現代文学 ・須賀敦子「ウンガレッティの詩法の変化についての一考察」 ・米川良夫「パゾリーニその後」 ほか

★『イタリアーナ』第3号、1975/03 #0217 ・山本明+黒木和雄+山中孝「ネオ・レアリズモの開花と継承」 ほか

イタリアーナ

以前、カラヴァッジョ展が開催されたおりに行なわれた浅田彰+岡崎乾二郎+岡田温司の三者によるシンポジウム「カラヴァッジョを巡って」が採録されている雑誌『イタリアーナ』29号(2003、ISSN=0288-2647)を取り寄せてみた。 これは、財団法人日本イタリア…

★津村秀夫『映画美を求めて』(勁草書房、1966/12)#0216 月刊『スクリーン』1961年11月号から1963年1月号に連載した「映画の文法」と、同誌1963年3月号から1965年12月号にかけて連載した「映画美を求めて」をあわせて一冊とした本。 内容については眼を通し…

★『新版 讀書の伴侶』(基督教學徒兄弟團、1964/01)#0215 学生向けの読書指南書たることを目指してつくられた本で、初版は1952年(昭和27年)に刊行されている。 本書の中心をなすのは、森信三、西谷啓治、伊吹武彦、伏見康治、矢内原伊作、高坂正顕、壽岳…

★三島由紀夫『文化防衛論』(新潮社、1969)#0214 古本屋の露台からひろいあげた一冊。 #つづく

★平沢剛編『アンダーグラウンド・フィルム・アーカイブス』(河出書房新社、2001/07、amazon.co.jp)#0213 政治も文化も、 あらゆるジャンルが熱く、 共振しあっていた60年代から70年代、 映画のアンダーグラウンド・シーンもまた 混沌とした才能が集まり、 …

★I.カント『純粋理性批判(上)』(原佑訳、平凡社ライブラリー527、平凡社、2005/02、amazon.co.jp)#0212 Immanuel Kant, Kritik der reinen Vernunft(1781; 1787) 従来、理想社の『カント全集』に収録されていた『純粋理性批判』の文庫化。全三分冊。 文…

★郡司正勝『かぶき――様式と伝承』(ちくま文庫ク12-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0211 歌舞伎研究家・郡司正勝(ぐんじ・まさかつ, 1913-1998)氏による歌舞伎論集。初版は、寧楽書房から1954年に刊行。 #つづく

★『稲垣足穂コレクション2――ヰタ・マキニカリス(上)』(ちくま文庫い53-2、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0210 「稲垣足穂コレクション」(全8巻)の第二回配本。「ヰタ・マキニカリス」全34篇中の20篇。解説は、高原英理氏。

★フリッツ・ザクスル『シンボルの遺産』(松枝到訳、ちくま学芸文庫サ17-1、筑摩書房、2005/02、amazon.co.jp)#0209 Fritz Saxl, Lectures(Warburg Institute, 1957) フリッツ・ザクスル(Fritz Saxl, 1890-1948)の講演録 Lectures (全28講演、1957)から…

★内田樹『他者と死者――ラカンによるレヴィナス』(海鳥社、2004/10、amazon.co.jp)#0208 #つづく

★野崎歓『香港映画の街角』(青土社、2005/02、amazon.co.jp)#0207 #つづく

★平井輝章『実録日本映画の誕生』(フィルムアート社、1993/07、amazon.co.jp)#0206 1963年から1964年にかけて『読売新聞』誌上に連載された同名記事を集成したもの。日本映画の黎明期に映画制作に携わった人々への聞き書き。 #つづく

★G.アリギ+T.K.ホプキンス+I.ウォーラーステイン『反システム運動』(太田仁樹訳、大村書店、1998/10、amazon.co.jp)#0205 G. Arrighi + T.K.Hopkins + I.Wallerstein, ANTISYSTEM MOVEMENTS(Verso, 1989) 世界革命は、これまで二度あっただけである。一…

★林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない3――Robert Ryman』(ART TRACE、2004/09)#0204 林道郎(はやし・みちお, 1959- )氏による絵画をめぐる講義「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」の記録。講義は全7回で、一回分ごとに一冊の冊子として刊行される…

★林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない2――Brice Marden』(ART TRACE、2004/07)#0203 林道郎(はやし・みちお, 1959- )氏による絵画をめぐる講義「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」の記録。講義は全7回で、一回分ごとに一冊の冊子として刊行される…

★林道郎『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない1――Cy Twombly』(ART TRACE、2003/12)#0202 林道郎(はやし・みちお, 1959- )氏による絵画をめぐる講義「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」の記録。講義は全7回で、一回分ごとに一冊の冊子として刊行される予…

★『談』no.72、2005年(TASC、2005/02、amazon.co.jp)#0201 ☆特集=「「公共性」と例外状態」 ・「editor's note [before]」 ・平山洋介+五十嵐太郎「都市は誰のものか――開くのか/閉じるのか」 ・立岩真也「公共性による公共の剥奪」 ・齋藤純一「公共性…

★辻邦生『言葉の箱――小説を書くということ』(中公文庫つ3-19、中央公論新社、2004/08、amazon.co.jp)#0200 辻邦生(つじ・くにお, 1925-1999)が1993年から1994年にかけてCWS創作学校で行った講演「小説の魅力」の記録。親本は、2000年4月にメタローグから…

★佐多稲子『夏の栞――中野重治をおくる』(新潮文庫さ4-4、新潮社、1989/06、amazon.co.jp)#0199 #つづく

★『思想』No.970、2005年2月号(岩波書店、2005/02)#0198 ・佐々木正人「思想の言葉」 ・村田純一「色彩の多次元性――生態学的現象学への試み」 ・信原幸弘「知覚とモリヌークス問題」 ・染谷昌義「知覚は誤らない(上)――認識へのエコロジカル・アプローチ…

新刊情報はじめました

先日、哲劇ミーティング*1の席で、どんなブログがあるといいかねェという話をしているなかで、「とりあえず普通に(僕らが関心を持つ人文社会科学系を中心とした)新刊情報があるといいよね。はまぞうによる情報の羅列だけでもいいから」「だよねー」と話し…

★STUDIO VOICE VOL.351、2005年3月号 ☆特集=アーキテクチャー&アート進化系

★西部邁『六〇年安保――センチメンタル・ジャーニー』(文藝春秋社、1986/10、amazon.co.jp)#0196 ブント(共産主義者同盟)の一員として六〇年安保闘争に参加、後に保守派の論客に転じる西部邁(にしべ・すすむ, 1939- )による回顧録。下記のように、章ご…

★鹿島茂『勝つための論文の書き方』(文春新書295、文藝春秋社、2003/01、amazon.co.jp)#0195 問いを立てることに主眼を置いた文章・思考作法書。

★吉田茄矢『BAD X BUDDY 12月の銃と少女』(富士見ミステリー文庫、富士見書房、2005/02、amazon.co.jp)#0194 愚生の元勤務先であったゲーム会社にいらした方の本、という情報を得て入手。見返しの著者紹介欄を以下に引いておきたい。 よしだかや●東京都在…

★森岡正博『感じない男』(ちくま新書521、2005/02、amazon.co.jp)#0193 「男とは」という安易な一般化を退けて、あくまで「私〔森岡〕は」という一人称で語った男の性をめぐる本。他の著者の書物からは得られない異様な読後感(これは褒め言葉です)が従来…

★吉本隆明『吉本隆明対談選』(講談社文芸文庫よB5、講談社、2005/02、amazon.co.jp)#0192 吉本隆明(よしもと・たかあき, 1924- )の過去の対談から編んだ一冊。対談相手は以下のとおり。 ・江藤淳「文学と思想」 ・鶴見俊輔「思想の流儀と原則」 ・ミシェ…