2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

上記KNOPFのサイトを眺めていたら、村上春樹を特集したサイトがありました。 ⇒Randomhouse > Murakami Haruki(英語) http://www.randomhouse.com/features/murakami/

★『日本資本主義講座——戦後日本の政治と経済』(全10巻+別巻、岩波書店、1953)#0296-306 古本屋の軒先に積まれた全集類の山のなかに本書の束を見つける。前から読みたいと思いつつかなわずにいたのでこれはうれしやいかほどかと値段を見れば11冊で1500円。…

★『新潮』第101巻第4号、2005年4月号(新潮社)#0295 ・磯崎新+福田和也「国際と国粋の臨界点」 ・村上春樹「ハナレ・ベイ」 ・古井由吉「林の声」 ほか

★『文學界』第59巻第4号、2005年4月号(文藝春秋社)#0294 ・高橋源一郎「ニッポンの小説 第四回 死んだ人はお経やお祈りを聞くことができますか?(承前)」 ・内田樹「私家版・ユダヤ文化論 第四回 日本人とユダヤ人(1)」 ・村上春樹「「アフターダーク…

★『群像』第60巻第4号、2005年4月号(講談社)#0293 ・町田康「自分の群像」 ・リービ秀雄「コネチカット・アベニュー」 ・高橋源一郎+山田詠美+島田雅彦「顰蹙——文学の力」 ほか ⇒講談社 > 『群像』 http://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/gunzo/index…

★『大航海』No.54(新書館)#0292 ☆特集=テロの本質 ・松本健一「国家を超える共同幻想——テロの変容が問いかけるもの」 ・富岡幸一郎「テロと非戦論」 ・佐伯啓思+大澤真幸「テロの社会哲学」 ・中田孝「イスラームとテロ」 ・加藤朗「ニヒリズム・テロの…

★Roger Penrose, THE ROAD TO REALITY: A COMPLETE GUIDE TO THE LAWS OF THE UNIVERSE(KNOPF, 2004, amazon.co.jp)#0291 ロジャー・ペンローズ(Roger Penrose)の新著は、1000ページを超える総決算的大著。にわかには読了しないと思うけれど、のちほど全3…

★Umberto Eco, on literature(translated by Martin McLaughlin, Harcourt, 2004/11, amazon.co.jp)#0209 ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)の2002年の書物Sulla Letterature(『文学について』)の英訳版。目次を見ると、「『共産党宣言』の文体について…

2005年2月5日から5月8日まで。 ⇒東京大学総合研究博物館 > 「メディアとしての建築——ピラネージからEXPO'70まで」 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/real/

世田谷美術館で「瀧口修造:夢の漂流物——同時代・前衛美術家たちの贈物 1950s〜1970s」展が開催されている。2005年2月5日からはじまったこの展覧会では、詩人、美術評論家、あるいは自らも作品した瀧口修造(たきぐち・しゅうぞう, 1903-1979)にまつわる作…

★『オーシャンズ12』() ブラッド・ピットのやんちゃな魅力とそもそも二時間枠に11人もメンバーはいらないだろう? という疑問(もひとつ言えばジュリア・ロバーツの歩く姿勢の悪さ)が印象に残った『オーシャンズ11』の、第二弾『オーシャンズ12』を観る。…

★山本英夫『ホムンクルス 5』(小学館、2005/02)#0289 トレパネーション(頭蓋に孔をあける施術)を受けた男が、人間の情緒や欲望を透かして見る能力を獲得。さてどうなるか、という話なのだが、管見では第3巻あたりから大きく失速して、本巻ではもはやなに…

★『論座』通巻119号、2005年4月号(朝日出版社)#0287 ☆特集=日本の言論 創刊10周年記念特集は、「日本の言論」。特集の三本柱はつぎの記事。 ・金子勝+斎藤環+宮崎哲弥「情緒頼みの「右」 ホンネ語らぬ「左」」 ・山口昭男「いま声をあげなければ将来に…

★武田徹『「隔離」という病い——近代日本の医療空間』(中公文庫た70-1、中央公論新社、2005/02、amazon.co.jp)#0286 #つづく

★吾妻ひでお『失踪日記』(イースト・プレス、2005/02、amazon.co.jp)#0285 漫画家・吾妻ひでお(あづま・ひでお, 1950- )氏の新作は、作家本人の実話に基づいた日記漫画。1989年に失踪したあとのホームレス&肉体労働生活と、アル中で強制入院したさいの…

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館に出品された「おたく:人格=空間=都市」の帰国展を参観しようと、恵比寿の東京都写真美術館へ足を運ぶ。 美術館にはいるとめずらしく活気がある。チケット・カウンターで訊くと、チケットを買ってから一時間列に…

★ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ『ピラネージ建築論 対話』(横手義洋訳、岡田哲史校閲、acetate 004、編集出版組織体アセテート、2004/10、ISBN=4902539047) Giovanni Battista Piranesi, PARERE SU L'ARCHITETTURA(1765) 同書をご紹介した拙ウェ…

★『山猫は眠らない』(米, 100min, 1992[公開は1993], amazon.co.jp) SNIPER 米国海兵隊のヴェテラン狙撃者〔スナイパー〕トーマス・ベケット上級曹長(トム・ベレンジャー)の作戦行動を描いた映画。原題は "SNIPER"。 お上の命をうけて暗殺するターゲット…

2005年03月01日のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050301#p1)でご紹介した—— ★高橋準『ファンタジーとジェンダー』(青弓社、2004/07、amazon.co.jp) について、著者の高橋準さんのブログ(id:june_t)で、訂正箇所と同書に収録されなか…

★『未来』No.462、2005年3月号(未來社) ・西山達也「フランスのハイデガー主義、ひとつの終焉」 ・田中純「汚れた起源——『ピラネージ建築論 対話』」【書評】 ・石橋正孝「「書くこと」の革命性——大西巨人+荒井晴彦『シナリオ神聖喜劇』」【書評】 ・小川…

★『ちくま』NO.408、2005年3月号(筑摩書房) 同冊子掲載の筑摩書房3月の新刊から。 ☆テリー・イーグルトン『アフター・セオリー——ポスト・モダニズムを超えて』(03/24、¥2625) ☆レオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史 I キリストから宮廷ユダヤ人まで』…

★『みすず』no.525、2005年3月号(みすず書房) ・ノーマ・フィールド「民主主義を愛したとき——2004年アメリカ大統領選挙」 ・サラ・ロイ「ホロコーストとともに生きる——ホロコースト・サヴァイヴァーの子供の旅路」(岡真理訳) Sara Roy, "Living with the…

★松本清張『日本の黒い霧』(上下巻、文春文庫ま1-97、2004/12、amazon.co.jp)#0283-284 『現代思想』2005年03月号(青土社)の「特集=松本清張の思想」に触発されて、ひさしぶりに清張熱が高まる。といってもものの本によれば、清張作品は700編を越えると…

★『200CD 映画音楽——スコア・サントラを聴く』(200CD映画音楽編纂委員会編、立風書房、1999/07、amazon.co.jp)#0282 立風書房の「200音楽書シリーズ」の一冊。200枚(+α)の映画音楽ディスクを一ページの解説と関連ディスクで紹介している。この「200音楽…

★ポリュビオス『歴史1』(城江良和訳、西洋古典叢書G041、京都学術出版会、2004/12、amazon.co.jp)#0281 西洋古典叢書第III期第8回配本は、ポリュビオス(前200頃-前118年頃)による歴史書。「なぜ半世紀の間にローマが地中海の覇者となることができたのか…

★長崎浩『日本人のニヒリズム』(作品社、1992/11、amazon.co.jp)#0279 #つづく

以下のエントリに追記しました。 ⇒作品メモランダム > 2005/03/01 > 北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050228#p2

★『月刊百科』no.509、2005年03月号(平凡社) ・高橋源一郎「いつでも、どんな恰好でもマンガ読みはやめられない」【インタヴュー】 ・桜井哲夫「「デジタルネットワーク社会」研究事始め」 ・「トリュフォーの手紙 [2] ジャン=リュック・ゴダール宛〈続き…

『ユリイカ』2005年04月号(青土社)の「特集=ブログ作法」に寄稿しました。 栗原裕一郎さん(id:ykurihara)編の「ブログ100選」に、相棒・吉川浩満(id:clinamen)と連名で「人文系ブログ10選」を書きました。 4月号は3月末に発売の予定です。

■放送大学教育振興会:http://www.ua-book.or.jp/ ☆石田英敬『現代思想の地平』(放送大学教育振興会、2005/03、amazon.co.jp、¥3150) 私たちは21世紀の初頭という見通しのききにくい、歴史的にも政治的にもそして思想的にも困難な世界を生きている。しかし…