読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「知と言葉の連環を見るために」(じんぶんや選書フェア@紀伊國屋書店新宿本店3F)

紀伊國屋書店新宿本店3F人文書コーナーで、じんぶんや選書フェア「知と言葉の連環を見るために」が始まりました。 今回は『「百学連環」を読む』(三省堂)を中心に74冊を選んでおります(品切れ本を含む)。 書き下ろし(1万3千字)のブックガイドも配布中…

「ジュリアン・シュロファー――雑食のデザイナー」

『アイデア』No. 375(誠文堂新光社、2016/09)に翻訳を寄稿しました。 ★エイドリアン・ショーネシー「ジュリアン・シュロファー――雑食のデザイナー」 オランダのデザイナー、ジュリアン・シュロファー(Juurian Schrofer, 1926-1990)の略伝。原文(英語)…

『「百学連環」を読む』にかんするあれこれ

『「百学連環」を読む』(三省堂、2016/08)関連のリンクをこのエントリーにまとめております。 ★「日経新聞」(2016.08.14朝刊) https://id.nikkei.com/lounge/auth/password/proxy/post_response.seam?cid=8677051 ★「静岡新聞」 http://square.at-s.com/…

『「百学連環」を読む』(三省堂)と刊行記念イヴェントのおしらせ

たまにはお知らせ以外の詮無いことを書きたいものだと思いつつ、気づけばお知らせばかり書き綴る大人になってしまいました(嗚呼)。 もっとも、かつてならブログに書いていたようなしょうもないことは、それ以前の段階において各種SNSなどに、細かく刻んで…

近刊『脳がわかれば心がわかるか』

お知らせで恐縮です。もう少し先のことですが、6月のはじめに吉川浩満くんとの共著『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版)が刊行される予定です。 これはいまから12年前、2004年のロックの日に出た『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社)の…

三中信宏+山本貴光「本を読むときに系統樹で考えるための《可視化することばとビジュアル》」

2015年11月に、三中信宏先生と行った対談です。 全3回に分けて掲載される予定です。 (念のために申せば、ちょっと何を言っているか分からないかもしれませんが、タイトルは編集部によるものです。) dotplace.jp 余談ですが、同ページの一番下に「関連する…

ゲンロンカフェ「人文学は本当に危機なのか?」

2016年03月02日(水)に、吉川浩満くんと、ゲンロンカフェで話します。 そもそも「人文」ってなんだろうという根本から、目下の神経歴史学のような試みまで、準備中の「百学連環」や『文学論』に関する議論も交えつつ整理・検討する所存。 ただいま鋭意準備…

紀伊国屋書店じんぶん大賞2016

紀伊国屋書店じんぶん大賞2016のブックフェアが、全国の紀伊國屋書店で始まりました。 見事大賞に輝いたのは、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)でした。第2位は森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)、第3位は大澤聡さんの『批評メデ…

アンケート「2015年の収穫」

『週刊読書人』2015年12月11日号に回答しました。 挙げたい本は数ありますが、今回は歴史に関する3冊を選んでいます。 dokushojin.shop-pro.jp 同紙増刊号の「PONTO」第4号は「LGBT」特集。 http://dokushojin.shop-pro.jp/?pid=96380293

紀伊國屋じんぶん大賞2016プレイベント

★紀伊國屋じんぶん大賞2016プレイベント「「じんぶん」のモンダイを語る」 お知らせが続いて恐縮です。 斎藤哲也さん、吉川浩満くんと共に2015年の人文書を振り返ります。 日時:2015年11月22日(土)14:00-16:00 場所:紀伊國屋書店新宿本店 備考:無料・要…

「記憶のデザインのために――来たるべき知識環境の構想」

★「記憶のデザインのために――来たるべき知識環境の構想」(ÉKRITS) ウェブサイト「ÉKRITS/エクリ」に、エッセイ(試論)を寄稿しました。 「記憶」については、いつの頃からか、ずっと気になっていて、本や文献を集め読んだり、いまも試行錯誤を繰り返して…

近況など

すっかり夏のようですね。ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 最近取り組んでいたことについてお知らせします。 ★2015年06月05日発売予定の『群像』2015年07月号(講談社、ISBN:B00Y8FC5AG)の「私のベスト3」のコーナーにエッセイ「ペンはわれらを調教する」…

2015年度の講義

お知らせばかり続いて恐縮です。 2015年は、以下の講義を担当いたします。 ・「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」(東京工芸大学) ・「ゲーム企画」「ゲーム制作」(東京ネットウエイブ) ・「ゲームプログラム」「ゲーム制作」(東京ネットウエイブ別科) …

"読み飽きない"読書の技法

★「"読み飽きない"読書の技法」(『週刊読書人』2015年04月17日号、第3086号) 2015年03月27日に東京堂書店で開催された大澤聡さんとの対談「言葉が紡いだニッポンの批評空間――装置としての神保町を再考する」を、書評紙『週刊読書人』に掲載していただきま…

チキさんのラジオ番組

2015年04月15日(水)の深夜、荻上チキさんがメインパーソナリティを務めるラジオ番組「Session-22」(TBSラジオ)にお招きいただいてお話ししてきました。 チキさんとは、吉川君との共著『心脳問題』(朝日出版社)を出す前からの知り合いでした。そんなつ…

『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)

★山本貴光『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書、2015/04/06、ISBN:4480689389) 2015年2冊目の刊行書は、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)です。 学校などで、プログラムを学ぶ学生から、しばしば質問されることがあり…

『考える人』(新潮社)

★『考える人』(新潮社、2015/04/04、ISBN:B00UNNO74E) 季刊誌『考える人』2015年05月号は、「数学の言葉」という特集です。2013年夏号の「数学は美しいか」に続く数学特集第2弾です。 今回は、森田真生さんのヨーロッパ数学史紀行を中心に編まれています。…

『サイエンス・ブック・トラベル――世界を見晴らす100冊』(河出書房新社)

★山本貴光編『サイエンス・ブック・トラベル――世界を見晴らす100冊』(河出書房新社、2015/03/24発売予定、ISBN:4309253237) 2015年最初の刊行書は、『サイエンス・ブック・トラベル』(河出書房新社)です。 各領域の科学者を中心とした25人のその道の先生…

3刷決定

2014年11月末に刊行した『文体の科学』(新潮社、ISBN:4103367717)、2刷が書店に配本されたというタイミングで、3刷が決定したとお知らせをいただきました。 お読みいただき、ありがとうございます。 なお、文体方面では、昨年の『ユリイカ』2014年11月号(…

2015年春の寄稿・刊行予定

★「国の彼方に、あるいは地球幼年期の終わりに向けて?」(『早稲田文学』2015年春号、筑摩書房、2015/02、ISBN: 4480993037) 「ことばの庭」というコーナーにエッセイを寄稿しました。気になる言葉がテーマというので、「スーパーグローバル大学」について…

回顧と展望

例によって、だからなんだってなものですが、2014年の回顧と2015年の展望を述べたいと思います。 2014年は、吉川浩満君と共に書いた『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社、ISBN:4255002770)を刊行してから10年目の年でした。つまり、はからず…

刊行予定

*2014.11.27 発売されました。リブロ池袋本店でのブックフェアも始まっております。 *2014.11.21 「目次」と「関連イヴェント」を追記しました。 *2014.11.17 紀伊国屋書店のサイト「注目の本・書評で読む」へのリンクを追加しました。 *2014.11.05 新潮…

森先生にメールで質問

『ユリイカ』2014年11月号(第46巻第14号通巻652号)の特集は「森博嗣――『すべてがFになる』『スカイ・クロラ』から『MORILOG ACADEMY』まで…クラフトマンの機知」(青土社、ISBN:4791702794)。 「つくる・かわる・わかる(わからないことが)」と題して、…

日本オルタナ文学誌

『IDEA』(誠文堂新光社)の第367号は、オルタナ編集者・郡淳一郎さんの構成・文による特集「日本オルタナ文学誌 1945-1969 戦後・活字・韻律」。 表紙には、英文で"An Alternative History of Poetry in Japan 1945-1969 or A Gutenberg Elegy in a Thousan…

季刊『考える人』2010年春号の特集「はじめて読む聖書」が、このたび『はじめて読む聖書』(新潮新書、ISBN:4106105829)として書籍化されることになりました。 目次をご覧いただくとお分かりのように、わたくしを除く全員が各方面の大先生であります。なに…

ただいま翻訳中

目下、Mary Settegast, Plato Prehistorian: 10,000 to 5000 B.C. in Myth and Archaeology(The Rotenberg Press, 1986, ISBN:0940262347〔リンク先は2000年刊行のリプリント版〕)の翻訳を、相棒の吉川君との共訳で毎日少しずつ進めています。プラトンが『テ…

ゲラで緊張

何年か前、ある雑誌の或る特集号に寄稿したブックガイドを、このたび或る書物に採録していただくことになり、久し振りにゲラを眺めております。 このゲラというのは、なんと申しましょうか、やはり緊張するものであります。というのも、ここで確認をして、必…

試してなんぼ

東京ネットウエイブで4コマ講義。ゲームプロジェクト、卒業制作指導(2コマ)、数学。 制作指導は、学生による開発チームの制作物を見ながら、そのつど指示や疑問を提示するスタイルです。ゲームプロジェクト、数学も、一方的に講義をするのではなく、講義に…

2014年の講義

今年は、藤本徹さんにお声かけいただき、東京工芸大学で「シリアスゲーム論」を担当いたします。また、「ゲーム学1」という講義も担当させていただくことになりました。いずれも月曜日です。 思えば、一橋大学大学院(芸術系基礎科目、思想系基礎科目)、同…

社会のモンダイを遊びに変えるゲームデザインの考え方

2013年11月12日に、藤本徹さんと中原淳さんが担当しておられる講座「メディア創造ワークショップ」の一環として、東京大学駒場キャンパスで行った講義「社会のモンダイを遊びに変えるゲームデザインの考え方」の映像が、東大テレビで公開になりました。 いわ…

回顧と展望

例によって書いている当人以外には、ほとんど意味のないことではありますが、覚え書きがてら、2013年の回顧と2014年の展望について述べてみます。 2013年は、数年越しで抱えていた仕事を片付けられた年でした。 大きな宿題の一つは、ケイティ・サレンとエリ…

『ルールズ・オブ・プレイ』を使い倒すために

お知らせが続いて恐縮です。今年の後半は、数学や明治の学術や文学の世界にどっぷり浸かっておりましたが、年末近くになってゲーム方面のお話が続きます。 2013年11月29日(金)に、Ludix Lab(NPO法人Educe Technologies)主催の公開研究会でお話をさせてい…

連載完結

2011年4月8日から三省堂ワードワイズ・ウェブで始めさせていただいた連載「「百学連環」を読む」も、2013年11月8日掲載の第133回で最終回を迎えました。 数回の例外を除くと、週に一度、毎週金曜日に連載して参りました。 西周が私塾で行った講義「百学連環…

シリアスゲームの公開講座

イヴェントのお知らせです。 来る2013年11月12日(火)の夕方、東京大学駒場キャンパスでゲームデザインについてお話しさせていただきます。 テーマは、「社会のモンダイを遊びに変えるゲームデザインの考え方」です。 藤本徹先生と中原淳先生が東京大学で担…

2013年秋の近況

ご無沙汰しております。油断しているとあっという間に日が経ちますね。 日本女子大学での講義「情報社会論」と最終レポートの採点、成績についての問い合わせへの返信などを終えて、関連の仕事は完了しました。半期14回ほどでしたが、遠藤知巳先生にお招きい…

数学は美しいか

『考える人』No.45、2013年夏号(新潮社、ISBN:B00DHKRK08)の特集「数学は美しいか」で、以下の原稿などを担当させていただきました。 ・「数学の愉悦を味わうために」(イントロダクション) ・円城塔「天才数学者は、変人とはかぎらない」(インタヴュー…

放射線は人体や生活にどのような影響を与えるのか

★日本保健物理学会「暮らしの放射線Q&A 活動委員会」著『専門家が答える 暮らしの放射線Q&A』(朝日出版社、2013/07、ISBN:4255007276) 日本保健物理学会の諸先生・関係者が、2011年3月11日の福島第一原発事故の直後から、ボランティアで運営した同名ウェ…

「情報社会論」最終レポート課題について

2013/07/08 提出日時と場所を追記しました。 「現代社会論VII 情報社会論」の最終レポートについてご説明します。 以下の説明は、講義中で説明した課題内容と同じものです。 ただし、その後いただいたご質問に対するお答えも含めて説明を加えてあります。 受…

遊びを知り、知で遊ぶ――山口昌男、遊びの骨法

もうすぐ次号が出ようかというタイミングでなんですが、『ユリイカ』2013年06月号「特集*山口昌男――道化・王権・敗者」(青土社)に、「遊びを知り、知で遊ぶ――山口昌男、遊びの骨法」というエッセイを寄稿しました。 編集部からこの原稿のご依頼をいただい…

次号の特集は「数学は美しいか」

『考える人』(新潮社)次号特集「数学は美しいか」で担当した六つの原稿(インタヴュー、翻訳を含む)のゲラを全て確認し終えました。 拙稿はともかくとして、聞き手を担当させていただいた三つのインタヴューは、大変読み応えのあるものになっております。…

下巻刊行いたしました

大変長らくお待たせしたケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎(下)』(ソフトバンク クリエイティブ、2013/05)を、先月刊行しました。 上巻を刊行したのが2011年2月でしたから、それから数えても2年以上…

下巻の書誌

Amazon.co.jpにケイティ・サレン+エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎(下)』(ソフトバンク クリエイティブ、2013/05刊行予定、ISBN:4797334061)の書誌が出ております。 目次は以下の通りです。 ユニット3 遊び 第22章 …

2013年前期の予定

今年度も東京ネットウエイブで非常勤講師を務めさせていただきます。私が担当する科目は以下の通りです。 毎週火曜日 ・ゲーム企画(1年生)×2コマ ・ゲーム企画・プレゼンテーション(2年生)×2コマ 毎週金曜日 ・ゲームプロジェクト(1年生)×1コマ ・ゲー…

『ルールズ・オブ・プレイ』下巻

お待たせしております、ケイティ・サレンとエリック・ジマーマンのゲームデザイン書『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎』(ソフトバンク クリエイティブ)邦訳書下巻の刊行予定がようやく見えてきました。 目下は、初校のゲラを見直していると…

情報社会論

この春は、週に一度月曜日の昼下がり、日本女子大学にて「現代社会論VII」(情報社会論)という講義を担当させていただくことになり申した。 同大学の遠藤知巳先生が人を捜しておられたところ、加島卓さんの中継によって、小生のところにボールが飛んできた…

2013年の予定

2013年の執筆・翻訳方面は、こんな予定であります。 ★サレン+ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎(下)』(ソフトバンク クリエイティブ)春頃刊行 ★Mary Settegast, Palato Prehistorian: 10,000 to 5000 B.C. in Myth and Archaeo…

辞書――ことばによる世界の模型

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 季刊『考える人』(新潮社)の2013年冬号(No. 43)に連載「文体百般――ことばのスタイルこそ思考のスタイルである」の第9回「辞書――ことばによる世界の模型」を寄稿しました。 第9…

2012年の文筆

2012年の文筆は、『ユリイカ』誌2012年2月号(青土社)の「特集=辞書の世界」に、「この辞書を見よ!20――言葉のアーカイヴ形成史」という筆者お奨めの辞書を紹介する書誌的エッセイを掲載していただくところから始まりました*1 それを除くと、あとはもっぱ…

「数学」の来歴/デカルト座標

本日は、ゲームプログラマー向け「数学」講義(東京ネットウエイブ)の第2回でした。 まず、前回積み残していた「数学」という言葉の来歴について話すところから。例によって、明治期にmathematicsの翻訳語として造られた(借用された)この語は、本来どうい…

ゲームプログラミングのための数学講義

東京ネットウエイブでの「数学」の講義では、教科書を使います。今回教科書としたのは次の本。 ・ウェンディ・スターラー『ゲーム開発のための数学・物理学入門 改訂版』(山下恵美子訳、ソフトバンク クリエイティブ、ISBN:4797356774) 本日は第1回目の講…